海外向けSNS運用を成功させる方法。6ヶ月で5万フォロワーを達成した実践ノウハウを紹介

SNS発信

こんにちは、Pont Miyabiの吉澤です。

「英語で投稿しているのに全然伸びない」

「日本語のコンテンツを翻訳して載せたら、反応がほぼゼロだった」

海外向けにSNSを始めた経営者の方から、こういった声をよく聞きます。

原因はプラットフォームの選び方でも、英語力でもありません。

実は、運用の設計が間違っているケースがほとんどです。

私たちPont Miyabiは、インバウンド向けツアーのSNS運用を支援し、6ヶ月でオーガニックフォロワー5万人超え・最大400万再生以上を達成してきました。

この記事では、その経験をもとに、海外向けSNS運用を成功させるための実践的なノウハウをお伝えします。


1. 最初のフックが全てを決める

これは日本でも海外でも同じです。

Instagramのリールでも、TikTokでも、LinkedInでも、最初の1〜2秒で離脱するかどうかが決まります。どれだけ良いコンテンツを作っても、冒頭で興味を引けなければ見てもらえません。

海外向け発信においても、この原則は変わりません。

むしろ海外ユーザーは選択肢が多い分、離脱のスピードが速い印象があります。

フックで使える型:

  • “Have you heard about…””
    (これについて聞いたことがある?)
  • “How I went from [よくない状況] to [驚くべき結果] in only [期間]…”
    (よくない状況から、こんな驚くべき状況に、この期間で変わる方法)
  • Before you X, watch this”
    (Xをする前に、絶対これを見て)

フックで使える型 例:

  • “Have you heard about the world’s loneliest toilet?”
    (世界一孤独なトイレについて聞いたことある?)
  • “How I went from $500 to $500 million in just 5 years”
    (たった5年で、500ドルから5億ドル稼げるようになった方法)
  • “Before you start business, you need to see this”
    (ビジネスをする前に、これを絶対見て)

フックさえ刺されば、その後のコンテンツをしっかり見てもらえます。

まずここを徹底することが一番大切です。


2. 海外SNS運用が国内と根本的に違う3つのこと

① 翻訳はローカライゼーションではない

日本語のコンテンツを英語に翻訳しただけでは、海外ユーザーには刺さりません。

言葉を置き換えるのが「翻訳」で、その国の文化・価値観・購買行動に合わせてメッセージごと作り直すのが「ローカライゼーション」です。

例えば、日本のカフェを紹介する投稿を作るときに、日本人向けなら「おしゃれな空間でゆっくりできます」というのが切り口になるかもしれません。それとも「パソコンを充電できます」など。

でも同じカフェを英語圏の観光客に届けるには「日本の夏は蒸し暑くて外を歩くのがきつい。そんなときに涼める隠れ家カフェがある」という問題解決型の切り口の方がはるかに刺さります。

同じ場所でも、伝え方を変えるだけで反応が変わります。

② バズるコンテンツの定義が違う

海外では「シンプル・コメディ・最後まで見させる仕掛け」が強いです。

最近いいね60万超えを記録した海外のPR動画があります。内容は「2階からボールを落として何バウンドで取れるか」というSNSのおバカチャレンジ系の映像から始まり、そのまま自然に商品の宣伝へと切り替わるもの。

ポイントは「最後まで見させる構成」です。チャレンジ動画として最後まで見た視聴者が、気づいたら商品を紹介されているという仕掛けになっています。

動画はこちらから見れます:https://www.instagram.com/reel/DYoNRmvP7CX/?igsh=MTIwN2swcWR2ODhpdA==

PR感が強い動画は伸びない

「このお店はこんなに素晴らしいです」「この商品の特徴はこうです」という紹介一辺倒の動画は、海外でも日本でも離脱されます。エンターテインメントとして成立した上で、自然に価値が伝わる構成を意識することが重要です。

③ エンゲージメントの取り方が違う

日本では「いいね」や「保存」が重要なエンゲージメント指標ですが、海外では「コメント」と「シェア」の比重が高い傾向があります。

海外のインスタユーザーは動画が面白かったら、気軽に友達にシェアする文化があり、そのため動画のシェア率が増えると動画が伸びやすくなります。

そして、特にLinkedInでは「議論を生む投稿」がエンゲージメントを高めます。ある人は賛成するけど、別の人は反論したくなる。そういう投稿がコメントを呼び込み、アルゴリズムに評価されます。


3. プラットフォーム別の特徴と選び方

Instagram・TikTok

インバウンド集客やBtoCの販売に最も向いています。

フォロワーがゼロでもルール動画を投稿すれば、かなりバズる可能性があるため、新規アカウントでも伸びやすいプラットフォームです。

YouTube

検索からの流入が見込めるため、一度作ったコンテンツが長期的な資産になります。

英語のタイトル・説明文・サムネイルなどを丁寧に設定することで、海外からの自然流入を増やせますが、即効性はあまりありません。こちらは長期的に積み上げた上で初めて効果が出るプラットフォームです。

LinkedIn

BtoBや個人ブランディングに最も向いています。

私自身、LinkedInで日本市場進出を検討している、西洋の経営者向けに英語で発信を続け、30万インプレッションを達成しました。

LinkedInアカウントはこちら:https://www.linkedin.com/in/hayate-yoshizawa-791a51218/

なぜ伸びやすいのか

日本人でLinkedInにコンテンツを投稿している人が極めて少ないからです。

競合がいない場所で発信するのは、単純に有利です。

伸びやすい投稿の型は主に3つです。

  • 比較系(日本vsヨーロッパの働き方など)
  • 専門的な洞察(業界インサイトや実体験から得た知見)
  • 議論を生む投稿(「日本の働き方の良い点」など、賛否が分かれるテーマ)

特に比較系と議論系はコメントが集まりやすく、エンゲージメント率が高くなる傾向があります。

Facebook

東南アジアや中高年層へのリーチに有効です。東南アジアでは今もFacebookが主要プラットフォームとして機能しています。


4. 実際に伸びるコンテンツ設計

相手の「困りごと」を解決するコンテンツが最強

私たちがインバウンド向けSNS運用で実感した最大の学びがこれです。

単なる紹介コンテンツは伸びません。

「このカフェはこんなお店です」「この観光地はこんなところです」という紹介一辺倒の投稿は、PR感が強くつまらない。誰も見たくない動画です。

400万再生を超えた動画のひとつは「日本の神社でやってはいけないこと」というテーマでした。外国人観光客が神社でうっかりマナー違反をしてしまう、そのトラブルを避けるための情報です。

「役に立つ」ではなく「困りごとを解決する」という視点でコンテンツを設計することが、
海外向け発信の核心です。

観光地やカフェを紹介するときも同じです。「日本の夏は暑くて汗だくになって困る→だからこの場所が最高の避難先になる」という構成にすることで、ただの紹介が問題解決コンテンツに変わります。

まず10〜20本投稿して、数字を分析する

最初から完璧なコンテンツを作ろうとする必要はありません。

まず同じジャンルで発信しているアカウントを徹底的に分析して、10〜20本投稿してみる。その数字を見れば、何が伸びて何が伸びないかのパターンが見えてきます。

成功パターンが見えたら、それを横展開していく。

シンプルですが、これが最も再現性の高い方法です。

ターゲットの言語で投稿する

英語圏を狙うなら英語で、フランス語圏を狙うならフランス語で投稿する。当たり前に聞こえますが、日本語キャプションに英語訳を追記するだけという運用をしているアカウントは多いです。

ターゲットの母国語で直接話しかけることが、エンゲージメントを高める基本です。


5. よくある失敗パターン3つ

失敗①:再生数が回らずに諦める

これが最もよくある失敗です。

日本にいながら海外に向けて発信をすることになるため、
アルゴリズムにアカウントを認識してもらうまでに時間がかかります。

海外向けSNSは、最初の3ヶ月は数字が出ないのが普通です。

「3ヶ月やって反応がなかったからやめた」という話をよく聞きますが、実は伸び始める直前だったケースも多い。最低6ヶ月は継続することを前提に計画を立てることをおすすめします。

失敗②:諦めた後に複数のプラットフォームに同時に手を出す

1つで結果が出なかったからと、Instagram・TikTok・YouTubeを同時に始めるパターンです。

結果、どれも中途半端になり、全て諦めるという悪循環になります。1つのプラットフォームで成功パターンを作ってから横展開する方が、圧倒的に効率的です。

失敗③:翻訳コンテンツをそのまま投稿する

日本語で作ったコンテンツをDeepLやChatGPTで英訳して、そのまま投稿するパターンです。

文法的には正しくても、文化的な背景や感覚がずれているため、海外ユーザーには刺さりません。翻訳ではなくローカライゼーションが必要です。


おわりに

海外向けSNS運用で結果を出しているアカウントに共通しているのは、「相手目線でコンテンツを設計できているか」という一点です。

何を伝えたいかではなく、相手が何を知りたいか・何に困っているかを起点に考える。この転換が、海外発信の成否を分けます。

Pont Miyabiでは、海外向けのSNS運用・コンテンツ制作・ローカライゼーションをトータルでサポートしています。「どこから手をつければいいか分からない」という段階からでも、ぜひ一度ご相談ください。

関連記事:海外向け発信を始める前に知っておくべきこと


【無料相談はこちら】

お問い合わせ:https://pontmiyabi.com/

メール:team@pontmiyabi.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました