訪日外国人の集客方法と選び方。SNS・MEO・OTA・広告を徹底比較

SNS発信

こんにちは、Pont Miyabiの吉澤です。

訪日外国人の集客方法を調べると、SNS、MEO、OTA、広告、インフルエンサー活用などなど
色々な方法がありますよね。

「けど結局どれをやればいいのか分からない」と困っている方も多いと思います。

私たちはこれまで、SNS・MEO・OTA・広告など複数の手法を実際に試してきました。その中で、特にコンテンツマーケティングを軸にしたSNS運用で6ヶ月で5万フォロワー・最大400万再生という成果を出すことができました。

この記事では、各集客方法の特徴と、それぞれどんな事業者にどの方法が向いているのかを、実際に試してきた経験をもとに紹介します。

1. 訪日外国人向けの集客の全体像

まず、訪日外国人集客の手法を整理すると、大きく以下のように分けられます。

  • SNS運用(オーガニック):Instagram・TikTok・YouTube・LinkedInなどでの発信
  • MEO:Googleマップでの検索結果対策
  • OTA掲載:Booking.com・Klook・GetYourGuideなどの予約プラットフォーム
  • 広告:Google広告・SNS広告など
  • インフルエンサー活用:海外の発信者に紹介してもらう

※その他にSEO対策もありますが、この記事では上の5つに絞って解説をします。

それぞれ用途が違います。例えば、すぐに効果を出したいなら広告、最終的な決断の後押しをしたいならMEO、予約導線を作りたいならOTA、長期的なブランド構築をしたいならSNSというイメージです。

ではここからは、すべての手法を実際に使ってみた経験をもとに、それぞれの特徴を解説していきます。


2. SNS運用:長期的なブランドを構築する施策

我々が最もおすすめをしているのがSNSのオーガニック運用です。理由としては単純で、
他の施策と比べて「外部への依存度が低く、ブランドを構築できる」からです。

例えばMEOは、レビューや評価に大きく影響を受けます。広告は予算をかけた分だけ表示されますが、エリアを効果的に絞らないとあっという間に予算を消化してしまいます。しかも最初の段階では、どのエリアに絞るべきかの判断自体が難しいという課題もあります。

インフルエンサー活用も同様です。インフルエンサー自身の発信力や信頼性に依存するため、その人がどんな投稿をするか、フォロワー層が自社のターゲットと合っているかは、コントロールしにくい部分が大きいです。

ただ、SNSのオーガニック運用はそう言った心配が一切ありません。

運用の正しいノウハウと戦略を持っていれば、長期的な資産になり、一度伸びたコンテンツは、その後も半永久的にリードを生み続けます。

とはいえ、0からブランドを作り上げというのはかなり大変です。最初の3ヶ月はほとんど反応が出ないことも全然あり得ますし、かなりの根気が必要です。

そして、これは実際にある会社のSNSの運用サポートをしていて気づいたことなのですが、

例えば「Instagramで5万人フォロワーがいます」と伝えるだけで、お客さんや取引先からの見られ方が大きく変わります。フォロワー数という分かりやすい数字が、会社やサービスの信頼の証として機能するんです。

具体的な戦略・コンテンツ設計の方法について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:インバウンド集客のSNS戦略を0から作る方法

関連記事:インバウンド集客にSNSを使っているのに伸びない理由


3. MEO:その場での来店に直結する重要な施策

MEO(マップエンジン最適化)は、Googleマップでの検索結果に自社を表示させるための施策です。

訪日外国人は、目的地に向かう途中や近くでレストランやカフェなどを探すとき、Googleマップを使うことが非常に多いです。そこでパッとみて、ここのお店に行きたいと思ってもらう大切です。

その為には、主に大きく分けて2つの施策が必要です。

Googleビジネスプロフィールへの登録と整備

店舗名・営業時間・写真・カテゴリなどをGoogleビジネスプロフィールに登録します。英語メニューや表記などもしておくと、外国人観光客にとっての見つけやすさが上がります。

お客さんにレビュー・評価を促す

レビューの数と評価は、検索順位に大きく影響します。注文前にレビューをしてくれたらお会計を10%オフにするでも、お会計後にレビューをお願いするだけでも、どんな方法でも良いです。

MEO対策は即効性は低いものの、コストがほとんどかからず、地道に積み上げることで安定した流入につながる施策です。SNSと並行して取り組むべき施策だと思います。


4. OTA:SNSと組み合わせると強いが、手数料に注意

OTA(Online Travel Agent)は、Booking.com・Klook・GetYourGuideなど、旅行者が体験・宿泊・チケットを予約できるプラットフォームです。

OTA単体でも集客は可能ですが、我々の経験ではSNSと組み合わせると相乗効果が生まれました。

SNSで発信して興味を持ってもらい、OTAで予約してもらう。この流れができると、OTA内でのレビュー数や評価も自然と増えていきます。OTAのアルゴリズムもレビューや人気度を評価に組み込んでいるため、SNSからの流入がOTA内での表示順位を上げる効果も期待できます。

ただし、OTAは手数料が20%程度かかるので、注意しましょう。

自社で予約サイトやWebサイトを構築できるのであれば、その方が利益率は高くなります。ただOTAは「自社サイトだけでは届かない層にリーチできる」価値があるので、自社サイトとOTAを併用しながら、徐々に自社サイトへの誘導を増やしていくのが理想的です。


5. 広告・インフルエンサー:即効性はあるが外部依存が大きい

SNS広告・Google広告

予算をかければすぐに配信が始められるため、即効性が最も高い手法です。新店舗オープン時やキャンペーン時には有効です。

ただ、ターゲットエリアや言語・年齢層の設定を誤ると、予算をあっという間に消化してしまいます。そして最初の段階では「どのエリアに絞るべきか」という判断材料自体が不足していることが多いのも難点です。

インフルエンサー活用

海外で影響力のある発信者や、日本発信をしているインフルエンサーに紹介をしてもらう方法です。
フォロワーからの信頼をベースに紹介してもらえるため、広告よりも自然な形で届きます。

一方で、効果はインフルエンサー個人の発信力やフォロワー層に依存します。自社のターゲットとフォロワーの属性が合っているかどうかも、外からは判断するのはかなり難しいです。

なので広告・インフルエンサーは短期的な施策として活用し、長期的にはSNSのオーガニック運用やMEOで地盤を作っていくのが、バランスの取れた進め方だと考えています。


6. どの方法が自分に向いているか

最後に、それぞれの手法がどんな事業者に向いているかをまとめます。

SNSオーガニック運用が向いている事業者

時間をかけて長期的にブランドを育てたい。継続できるリソースがある。

MEOが向いている事業者

実店舗があり、来店型のビジネス(飲食店・小売・観光施設)。

OTAが向いている事業者

体験型コンテンツ・宿泊施設。SNSと組み合わせる前提で取り組める。

広告・インフルエンサーが向いている事業者

新規オープンやキャンペーンなど、短期間で結果が必要なタイミング。

私たちの経験から言えるのは、どれか一つだけで完結することはほぼないということです。SNSを軸にしながら、MEOで来店時の接点を作り、OTAで予約導線を整える。この組み合わせが、最も再現性が高いと感じています。


おわりに

訪日外国人集客の手法は数多くありますが、それぞれに得意な点と苦手な点があります。

ただ私たちが最終的にSNSのオーガニック運用を軸にしているのは、外部への依存度が低く、長期的な資産になり、そして「信用」という形でビジネス全体に良い影響を与えてくれるからです。

Pont Miyabiでは、SNS運用を軸にした訪日外国人集客の戦略設計・コンテンツ制作・多言語ローカライゼーションをトータルでサポートしています。「何から始めればいいか分からない」という段階からでも、ぜひ一度ご相談ください。

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